普段フェイスブックはあんまりチェックしないのに、その日は珍しくフェイスブックの通知が目にとまったのです。
「Frankie Bxxxxxxさんが投稿にあなたをタグ付けしました。」
えっ、Frankieが⁉︎
彼はカナダの高校に通っていた時の同級生で、卒業してからは一度も会っていないのですが、フェイスブックでなんとか繋がっていたというだけで…
20年以上経って何が起こったんだ??
と思ってフェイスブックを開けてみたら、
こんな投稿が…
This Lucky 5 Yen was given to me by しなの as a gift when she was here on an exchange program attending Grade 12. It's something I have always treasured. It's been in my wallet for 22 years! It is the little things in life and the memories we make that last forever. Just thought I would share😊
簡単に訳すと…
このご縁がある五円玉は、高校三年生のとき交換留学生として共に過ごしたしなのからもらいました。この五円玉はいつも僕も大切にしていてこの22年間ずっとお財布に入れてます。僕の人生においてたった些細な事だけれども、永遠に忘れられない思い出でもあります。ふとみなさんにシェアしようと思いました。
この投稿があまりに突然すぎて、ビックリして、わずかの間でしたが何も言葉が出ませんでした。
胸が詰まって…
だって、本当に全く彼とはこのフェイスブックでコメントし合うぐらいでそんなにがっつりコミュニケーション取っていたわけではなかったし…
それなのに、ずっとお財布に入れてくれてたわけで。
それを見てわたしを少なくとも22年越しに思い出してくれたわけで…
これはすぐに返事しなくては!!
本当に、フェイスブックの投稿やコメントはご無沙汰で、前回はおよそ2年前…
しかしこんな時こそしなくていつするのか??
という事で、わたしもすぐお返事をしました。
そしたら、その当時のクラスメート、それから下の学年で共にクラブ活動(サッカーとバスケをしていました)に参加していた友達、当時の近所の子たちから、コメントやいいねが来るわ来るわ…!!
みなすごい繋がりだ…
わたしは日本の中学校や高校の友達とは、もうそんなに繋がっていないのに…
それにもうなんだか感動してしまい、あの当時のことや、あの過ごした街のことがどんどんフラッシュバックされてきました。
その日の午前中は、その余韻に浸りながら、仕事をしていたもんだから、まぁ効率の悪いこと(笑)
それぐらい、良い意味で私を動揺させてくれました。
Frankieの投稿によって、素敵な1日を過ごせることができました。
そして同時に…
あの頃は、とにかくその時をめいいっぱい生きていたなー。余計なことは考えずに…
やりたいことに真っ直ぐ突き進むことも出来ず、何をくすぶっているんだ!!
と今の自分に喝を入れさせてもらえました。
こないだの元上司の、突然の私の第二の故郷訪問といい、ココ最近は原点に立ち戻らされる機会が多いなぁ。
これも、神様の思し召しかしら。
と思わずにはいられない出来事の1つになりました。
余談:
高校生の時を思い出したら、やはりその時聞いていた歌を思わず口ずさんでいました。
その歌を聴いていた当時のシーンも結構鮮明に思い出して…
すぐにApple musicで検索かけ、私のお気に入りリストに入れてしまいました。
やっぱり音楽って凄い!!
フラッシュバックした歌はコレ!!
One of us by Joan Osborne
この当時人気あった曲だったんだと思いますが、車社会のあの街で、移動中しょっちゅうラジオから流れていたんだと思う。知らないうちに覚えてしまったような曲です。
メロディは少し暗めで、聴いていると、当時の少しワルめの友達たちの顔が浮かびます。
コンビニてほどでもないタウンストアっていうちっちゃい店があったんだけど、そこの前でウロウロしているような友だちたち。こんな田舎で出来る悪いことも対してないけど、その子たちとフラフラしてるだけで、ちょっと悪いことしてしまってるような、そんな気持ちを思い出す曲…
Godについて歌ってる歌なのに、聖人君主的な曲なわけではなく、神もわたしらと同じただの人だったら…と少し喧嘩を挑んでいるような歌です。耳に残ります。
Strawberry Wine by Deana Carter
ホームステイ先の隣のお家の、当時小学6年生の女の子がこのCDをめっちゃ聴いていて、わたしにも聴かせてくれたのを思い出しました。
わたしが初めて触れたカントリーミュージックで、ゆっくり奏でられる音と韻をふんだ歌詞が耳に残り、結構気に入って、ポカポカな庭で、そのお隣の女の子と歌詞を見ながら歌ったことを思い出しました。
今聴いても、甘酸っぱい青春の香り漂う歌詞が魅力的で、頭にイメージが浮かび、思わず聴き入ってしまいます。
Alaways be my baby by Mariah Carry
ど田舎の街でなんの娯楽もなく、日本から大して何も持って行かなかったから、音楽を聴くのもままならないホームステイ先で、大学に進学したお兄さんが置いていったテープに入っていたこの曲を何度も聞いていました。
ラベルも貼ってないし、マライアキャリーだなーとは分かっていたけど、曲のタイトルも歌詞もわからない…
そんな中で、当時の拙いリスニング力で一生懸命聴き取ろうとしてなんとか口ずさめるようになったのを思い出します。サビの部分だけだけどね(笑)