「ねぇ、その関西弁みたいなの、なんなの??」
今朝、かなりの不快感を携えて旦那から放たれたこの言葉に、わたしは無自覚すぎてびっくりしました…
思い起こしてみれば、
「…やな。」とか「…やろ。」とかが、勝手に出てきちゃってる…
言われた朝のわずかな時間にでさえ、
話しながら自然と出てしまって「あっ…」と気づいて直す。
というほど、知らない間に染み付いてしまった私のこの言葉尻…
「怖い…」
完全の無自覚…
原因さえすぐに思い当たらない…
ちなみに、私は関西に生まれ育った事も一切ないため、
かなりのエセ関西弁になっているようで
旦那の不快感もわからないでもないのです…
「とはいえ、良いじゃんねぇ…
きっと、関西弁で表現したい何か…が奥底にくすぶっていたんだろうけど、それを否定される必要ある⁉︎」
と、怒りの矛先が旦那に向いてしまい…
一方で、
「私も、旦那の大きいため息にイライラさせられるものな。私は言わないけど、心の中では、なんなのその大きいため息は?て叫んでるもんな…生理的に嫌な話し方や態度てあるよなぁ。エセ関西弁は間違いなくその標的になる…」
と旦那の言い分にも納得し、気をつけることにしました。
しかし、いつからこんな話し方になったのだろう?
方言いいなぁ、と思う場面はいくつか思い出すことができるけど…
ひとつは、私の今ハマっている漫画
「やまとは恋のまほろば」。
LINE漫画で連載していたのですが、何らかの事情でただ今中断中のため、私の最近もやもやして気になっている事のひとつです。
関西の大学でのお話で、みな関西弁を話すのですが、主人公も勝ることながら、相手候補の男の子2人の関西弁もまた良いのです。
京都や奈良のほうなのかな。
わたしには、ちょっと上品で優しい関西弁に聞こえます。
言葉のチョイスや会話のテンポも素敵で、彼らのやりとりを何度も読んでしまいます。
そらんじれる、いくつかの名ぜりふもやはり関西弁!
「ほんでもうギンギンやし!」
最初にガツンと来たこのセリフ!
いや、これだけだと誤解を招きますね…
現代の日本の学生たちあるあるのヒエラルキーをぶっ飛ばしてくれた名ゼリフです。
大学生たちの会話が時にリアル且つ残酷、時に救われる場面もたくさんあり、自分の大学時代も思い出し重ねながら、主人公のほのちゃんをめっちゃ応援したくなる漫画で、何度も、何度も彼らの会話を堪能してます。
これかなぁ、私のエセ関西弁のもとは…
それとも、最近ハマり始めた藤井風くんかしら?
一番最初はこの歌にやられてしまいました。
こちらも良いです。
これも、これも、これも…
どれもよくて選べないー!!
思えば、ぼーっとしながら、はてなブログのブロガーさんの記事を読んでいて、
そのままYouTubeへと誘われ、見てみたら一気にハマってしまい、
以来ずーっと、藤井風くんをリピートして聞いてしまっています。
彼は、岡山弁らしいので、「じゃけん」とか「言うたが」と歌詞にも出てくるのですが、それがまた良くてねぇ…
彼のYouTubeも見て、彼の岡山弁と英語が混ざった会話も楽しんでます。
風くんの影響かなぁ??
それとも…
博多弁の前職の先輩と、またこの夏あたりから仕事することになり、週2で会ってるからかしら?
忘れもしない、彼女と出会った20代半ば。
あの当時は、私は間違いなく彼女の博多弁に魅了されていました。耳心地が良くて、いつのまにか言葉尻が「…と?」とか「…けん」とかになってしまっていた時期がありました。
あれは自分でも自覚があって、
「完全に博多弁に侵されている…」
と思っていた自分を記憶してます。
その時は、月に一回は福岡に出張で行っていたので、先輩の影響だけでなく、他にもたくさんの博多弁の女性と出会っていたという環境もあり…
こんなにすぐにうつってしまうものなのだな!と自分でもびっくりした覚えがあります。
そんな影響大な先輩とまた仕事し始めたからかなぁ…
いやでも、「やろ!」とか「やな」とかだし、文句を言いたいときや強めに言いたいときに無意識に使っている気がするし…
わからない…全くもって何が原因か…
無自覚で怖い…
またこれが、加齢とともにますます無自覚が増えてきそうで…
更なる無自覚エピソードをもう一つ…
朝化粧をしていたら、眉毛のちょっと上からめちゃくちゃ長い毛が一本生えてた!!
長いということは、だいぶ長い間そこにいたのに気づかなかった…
少なくとも私自身は…
でも他の人たちは気づいていた???だとしたらヤバいやつだ、これ…
あぁ、こうやって老いていく自分に鈍感になり、気にならなくなっていくのだろうか…
…いや、待てよ。
それならそれの方が幸せかも…
周りにどう見られているかも気にならず、
結局は自分がどう思っているかが大事なんだから…
羞恥心を捨て去ることができれば、無自覚増えることは悪いことじゃないのかもしれない。
まだまだ結論は出ないと思いますが、
「ますます増える無自覚と上手く付き合って行きたい」
これだけは言えそうです。