パスポート申請をしに行こうと電車に乗って向かっている最中に、電車の中で杖をついた方が転倒してしまいました💦
すぐさま側にいた人たちが起こすのを助けてくれたのですが、人手が足りなそうで、だいぶ遠い席だったのですが、置いて行く荷物が気になりながらも、私も参戦しました。
1番隅の席は杖をついた人には重要
どうやら、1番隅の席が空いたのを見つけて、移動しようとしたら転倒してしまったようなのです。走行中だったので、バランスを崩して倒れてしまったのです💦
杖があるので、邪魔になってしまうから、隅の席に座って壁側に置いておくのが1番良いそうです。
隅の席、私も寄りかかれるので狙ってよく座るのですが、杖を持つ方の求める理由の方が切実だってことに気づきました。
しかもそれって周りの人たちへの配慮であって、自分都合じゃない!!
みなさん、手足の不自由な方々は、普段いろんなことに配慮しながら、生活されているんですね。
通勤中はいかに心地よい席や立ち位置を確保するかに重点を置いてしまって、他の方への配慮なんてかなり欠けてしまってますから、こういうゆっくりの時間帯に電車に乗ると、違う世界が見えてきて、改めて自分都合の乗車を振り返ることができました。
そのお陰で、帰りの電車では、杖をついた方が乗ってきたのを見て、すぐさま、座っていた隅の席から、真ん中に移動しました。
幸い、杖の方が隅に座れました。
しかも座るときに手すりに捕まって座っていたので、
「手すりも、杖をついている方にはかなり重要だわ」
と別の発見をしました。
気づきそうで、気づかないものですね。
また、通勤時間は杖をついた方にはなかなか出会わないので、全く気にも留めてなかったのですが(申し訳ない…)、よくよく周りを見渡してみると、杖をついている方結構いらっしゃる!!
これからは出来るだけ、その方々のために隅の席座ってておこう。
別のモチベーションが生まれました(笑)
連携プレーに感動✨日本もまだまだ捨てたもんじゃない!
今回のアクシデントでは、周りの人たちの対応にも感動しました。
転倒された方を起こして下さった人は、私含め4人ほどいらっしゃって、その後もフォローしてくれた人が途中の駅で降りるから、
「どこかの駅員さんに伝えた方がいいかしら…」
と次の対応を考えて下さっていたのですが、
「終点まで乗って行くので、(車掌さんも確認にくるだろうし)大丈夫です。」
とおっしゃっていたのです。
それでも、本当に立って駅を降りれるか心配だったので、降りる駅までご一緒することにしました。
終点に着くと、なんと駅員さんが車椅子を用意して待っていてくださったのです!
(なぜ知ってたの??)
実は、途中まで付き添ってくださった方が、自分の降りた駅で、今去った電車の中で転倒してしまった方がいる、と駅員さんに伝えてくれ、その駅員さんが、終点の駅に連絡してくれて、無事到着時刻には、すでに車椅子を用意して待っていてくれた、ということです。
「ナイスプレー!!」
しかも、待っていてくれた駅員さんは、わたしにも気づき、
「本来はどちらで降りる予定でしたか?」と聞いてくれ、駅を伝えると、
「おそらく問題なく降りれると思いますが、もし出口で出れない、などあれば、先に駅に連絡して、そう言った方が通ります、と伝えておきますので、駅員にお申し出ください」
とわたしのことまで気にかけてくれました。
うちの最寄りの電鉄ですが、愛着さらに湧きました。有難う駅員さん、有難う○○○電鉄!
そしてさらに!!
電車の中で転倒した際に怪我してしまった腕を眺めながら、みんなで
「どうしよう?とりあえず血を拭き取りますか…」
なんて何も持っていなかったので対応に困っていたら、
青年が駆け寄り、
「自分も怪我していてたまたま持っていたので、これ使ってください」
とマキロン、ガーゼ、そして止めるテープのオールセットを貸してくれ、しかも怪我した方に自らつけてくれたのです。
これにも感動しました🥹
「日本の未来は明るい!」
怪我した方も、
「腕に刺青してるから怖いお兄さんかと思ったらとても優しくて… ほんとに見た目は関係ないわね…」
とぽろっとこぼしていました。
確かにその青年の腕にはタトゥーがはいっていましたし、大きくて、おばあちゃんにはちょっとびっくりしてしまうかもしれない風貌だったのかも。でも、口調も対応も優しくて、本当に素敵な若者でした!!
この出来事にも感動し、
「今日は良いもの見れたなぁ」
と染みじみ思いながら、帰宅しました。
予定は狂って、パスポート申請諦めようかな、と思ったけど、その後は無駄な動き一切なく、超特急で進められ、これまで何度か通ったことあったのに見つけられなかった近道も見つけ、
最悪外からまずは参戦だ、と思っていたズーム会議も、向こうの都合で10分遅れた為、余裕で間に合い…
結局、全て上手く収まり、且ついろいろなことを考えさせられた出来事にも遭遇した、何とも言えない、でも記憶には残したい1日になりました。