2022-3-4
「女の敵!でも、悔しいけど会いたくなっちゃうんだよなぁ・・・」
そんな人、周りにいませんか?
悪い男なんだけど…
ダメな奴なんだけど…
女々しいんだけど…
どこか惹かれてしまう…
クセになってしまう…
また何度も会いたくなる(わたしは読みたくなる)…
そんな男性たちが登場する少女・女性漫画をご紹介させてください!
そういう漫画に限って、何度も読んじゃう!!!
- 悪いヤツだけど惹かれる男その1:『彼と恋なんて』の光(ひかる)はリアル男子の象徴的存在
- 悪いヤツだけど惹かれる男その2:『後にも先にも君だけ』 の速人(はやと)はかなりの「女の敵」なのに・・・
- 悪いヤツだけど惹かれる男その3:『溺れるナイフ』 のこうちゃんは、誰をも振り回せる天才
- 悪いヤツだけど惹かれる男その4:『僕に花のメランコリー』 の弓弦(ゆづる)、過去はサイテー
- これらの漫画たちは、どの電子書籍で読む?
- まとめ
悪いヤツだけど惹かれる男その1:『彼と恋なんて』の光(ひかる)はリアル男子の象徴的存在
<あらすじ>
付き合って2年になる彼氏に浮気され、やけっぱちになった美久は、街で見かけたイケメン・光を逆ナン! 予想以上にあっさりOKされて…勢いでホテルへ!! でも寸前で我に返り、光を置いて逃げ出した美久…。後日、友達と行ったカフェバーで、店員として働く光とまさかの再会! 超マイペースで先が読めなくて、この男、ちょっと危険な気がするんですけど──!?
まず出会い方が衝撃すぎて、インパクト大の始まり方のお話です。
あらすじの通り、振られた腹いせに逆ナンしたら、このお相手の光(ひかる)は
軽〜くラブホに連れて行き、さっさとやっちゃおうとするかなり軽い男です。
全く綺麗な始まりでなく、
「こんな最低な始まり方で、むしろここからどうやって進んでいくの?」
と、読者として心配になっちゃうほど。
とはいえど、実際には、漫画のような運命的な出会いの方が少ないわけで、
この始まり方こそ「かなりリアリティに溢れるワンナイトだな」と言うのが私の印象です。
実際にこんなことあれば、黒歴史として封印して終わりなんだけども、
これが次に繋がっちゃうもんだから、これこそ漫画マジック!!
とにかく、第一話の光はまぁ最悪な印象です。
どこの場面をとっても軽い軽い…
でもその軽さに要所要所で救われる主人公の未久(みく)。
恋人と元同僚の浮気が発覚し、
挙げ句の果てに自分が職場を去ることになってしまって
最悪の状態である未久は、この軽い相手に救われるのです。
確かにこんなことでもなけりゃ、
根が真面目な未久が、こんな軽い人(光)にもついていっちゃうことはなかっただろうし、
だからこそタイミングがたまたま合って、普段なら交わらない2人が交わったと言う
ある意味運命的な出会い!
この出会いが絶妙すぎて、第一印象最悪だけども、私はやはりこのお話が好きなのです。
今回の本題の悪い男「光」ですが、「この人はそりゃモテるわ」とも思ってしまいます。
逆ナンに軽く乗り、すぐさまラブホに連れて行っちゃう軽さを第1話で見せつけてくれ、
第一印象最悪から始まるのに、だんだん憎めなくなり、最後は「あぁ、こういうところに惹かれちゃうんだよね…」と抗いたいのに魅力に感じてしまう悪いオトコです。
またお話そのものも、めちゃくちゃ些細なことですれ違ってしまう、という、あまりにもリアルすぎる現実が描かれていて、魅力の1つです。
実際にも、だいたい男女のいさかいって、後から考えたら大したことないけど、ちょっとしたこと、タイミングが合わなくて、というものが大半ですよね。
そういう大したことないつまづきってお話になりにくい、と思うのですが、
この漫画ではしっかりそういった些細なすれ違いを丁寧に描いてくれていて
「うんうん、そうそう、こういうところでつまづいたりするんだよね・・・」
と自分と重ねて感情移入しちゃう場面がたくさんあります。
光は、少女漫画によく出てくる王子様的なお相手ではないけれど、男子あるあるがめちゃくちゃ重なるリアルな男性の象徴的な存在!
私たち女子には理解できないからこそ、それが一層魅力にもうつるんですよね。
悪いヤツだけど惹かれる男その2:『後にも先にも君だけ』 の速人(はやと)はかなりの「女の敵」なのに・・・
<あらすじ>
新鋭・川上ちひろが描くイマドキ17歳のラブコメ事情。傍若無人な彼氏・速人(はやと)に振り回される主人公・芙美(ふみ)。破綻しそうでハラハラしていたのに、なぜかちょっとずつ進展しているみたいな不思議で痛い恋愛コメディ。
主人公の芙美(ふみ)と付き合ってる速人(はやと)は、
彼は私の知る中でも、かなりの女の敵です。
浮気は何度見たことか…
とにかく主人公が傷つくシーンがたくさんあり前半は特に痛々しい…
「そんな男絶対やだ!」
と主人公を哀れに思ってしまうのですが、この主人公の芙美が強い!
悲劇のヒロインにもなりかねない立場なのに、
傷つきながらも、失敗しながらも、野放しにしたら危ない猿みたいな彼をどんどん手懐けていくのです。
またこの女の敵とも言える速人も中途半端な男ではないのです。
悪いと思ってやってないのです…
浮気している時も自分のしてることを自覚しているし、
(これがまた女性の立場からしてみれば苦しいのですが)
一方で、彼女との付き合いの中で、自分の価値観が変わっていくとともに決意したことを絶対に覆さない。
出来ないことは口にしないけど、すると決めたら絶対に実行する。
こういう人は社会で成功するだろうな、と思ってしまいます。
強い人とはまさにこういう人を言うのだろうなぁ。
少女漫画の相手役は完璧な人が多いけど、そういう人たちがリアルな世界に求めてもなかなかいない人たちばかり。
しかし、速人は、現実の世界で存在するヒーローに、もしかしたら1番近いのかもしれない、とさえ、何度も読み、
且つ実際の世界の著名人の実態などを見聞きすることが
多くなった今ようやく思えます。
何度も読んで、ようやく速人も可愛いと思えるようになりました。
いやーこういう女の子、女の人をあげまんというのでしょうね。
本妻は強し、とはまさにこんな感じかしら。
一般的な少女漫画らしくない漫画なのですが、
現実で起こり得るリアルに近い少女漫画だなぁと思って読んでます。
今の時代というよりも、ひと時代昔の
亭主関白な夫を一歩下がって支える妻的なお話かな。
速人も、また彼の友人でヘタレな岳もそうだし、こんな男子が周りにいるということを自覚して、娘たちにも恋愛には臨んでほしいです。
悪いヤツだけど惹かれる男その3:『溺れるナイフ』 のこうちゃんは、誰をも振り回せる天才
あらすじ
どうすればいいのかわからないけど、欲しいのはこの子だけだ――。小6の夏芽(なつめ)が越してきたのは、東京とあまりに違う田舎の町。そこで出会った一人の少年に、夏芽は自分の中の「何か」が、大きくうねるのを感じていた……。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の10代のこころを描いたジョージ朝倉の傑作長編!
田舎で出会った「こうちゃん」こと長谷川航一朗(はせがわこういちろう)は、
悪くて魅力的な男としての素材は最初からばっちり!
田舎で何もかもに見放された気がした時、彼の姿は光って見えた
最初の登場から神々しい!
どこにいても光って見える、カリスマ性を持ったこうちゃん。
ましてやそれは田舎だからでもないらしく、主人公の夏芽(なつめ)と共に家出してたどり着いた東京ででさえも堂々としていて…
でも、それには理由がありました。
彼は、背負うものが大き過ぎて、いろんな意味で大人だったのです。
大地主の本家にようやく生まれた男の子。
それはそれは、色々期待されて望まれて、
大人たちの大きな期待が、小さな肩にのしかかっていたのです。
田舎に、また自分の存在を頼る大人たちに飽き飽きしていた。退屈していた。
だから、彼は好き放題、いろんなことをしてみる。
主人公のなつめちゃんのことも、「俺のもの」と勝手に大人に宣言したり、
でも、いざ自分のことだけを見つめられると、
「そんな感じのお前はいらない」
と言い始めたり…
あまのじゃく気質で、女を振り回す相手としてはかなり上等な部類です。
自分のことを一途に好きだった女の子にも酷い仕打ちするしね…
本当にこうちゃんはお墨付のワルだけど、
最終的には、夏芽には一途というところに
やっぱり惹かれてしまうのです。
悪いヤツだけど惹かれる男その4:『僕に花のメランコリー』 の弓弦(ゆづる)、過去はサイテー
あらすじ
高校2年の新学期、雨宮花は街で不良少年のケンカに巻き込まれる。乱暴で荒んだ様子の男の子には幼なじみ・弓弦の面影が…。 初恋の相手との予期せぬ再会に花の心は揺れて──
このメンツの中では、悪さでは言えばそうでもないかも(笑)
とはいえ、主人公の花(はな)ちゃんとの再会当初の弓弦(ゆづる)は、
だいぶ荒んでいて、怪我も多けりゃ、
女の子たちも道具のように扱っていました。
そんな彼は、幼馴染で久しぶりに再会した花ちゃんの
純真無垢さとひたむきさによって変わっていきます。
花ちゃんマジックが凄いのです!
悪い男も、あまりのピュアさで攻められると、
「降参!」て感じになっちゃうんですかねぇ…
花ちゃんに手懐けられていく弓弦くんが最高に可愛いです。
ドーベルマンが腹を見せる、て感じをイメージしてくれたら(笑)
これらの漫画たちは、どの電子書籍で読む?
数えきれないほど存在する電子書籍サイトの中から、どのサービスを使って読めば良いのか迷った時のために、私の一推しの電子書籍サイト、また友人にお勧めされて魅力的だと思った電子書籍サイトをご紹介いします。
Booklive ブックライブ
電子書籍デビューをすると決めた時、様々な比較サイトを見ても、書籍数が一番多かったので、これがまず私がBooklilveを選んだ1番の決め手ではありましたが、
その後も気に入ってずーっと使い続けています。
使い続ている理由は、コレクションのように、買った漫画たちを同じところに並べて
いつでも読みやすいような環境にしたかったという理由が大きいです。
なので、みなさんも最初に使うことに決めた電子書籍サイトは結構大事だと思います。
早く、サイト関係なく横断してどこで購入した本や漫画たちもひとつのアプリとかで並べられるといいのですが…
色々探しましたが、残念ながら、こういった仕組みは今のところ公には存在していません。(これを実現してもらえることを常に願っています。)
Bookliveお気に入りのポイント3つ
1. 「クーポンガチャ」を毎日ひいて、割引クーポンをゲットできます。
2. 好きな分類をして並べられる「Bookliveアプリ」が使いやすいです。
3. 他の人には見せたくない漫画たちは「鍵付き本棚」へ移動できます。
LINEマンガ
連載マンガ機能をフル活用!
LINEマンガは、毎日無料で1話づつ読める「連載マンガ」のために活用しています。
毎日1話ずつ無料で読める連載漫画たちをコツコツと合間の時間で読んでいます。
LINEマンガオリジナル配信のお話や、先行配信の漫画などはもちろんのこと、
前から気になっていた漫画たちもここでコツコツ1話ずつ読んでは、
購入の決断材料として使わせてもらっています。
ebookjapan
携帯がソフトバンクの人、またはPaypayユーザーは、
Yahoo!系列のebookjapanを使っている人が多いようです。
IDもYahooIDを使ってログインできるし、
支払いをPaypayですればポイントが貯まり、またそのポイントを活用して、購入できる、という好循環が働きます。
Paypayで払わない場合は、Tポイントが貯まります。
Kindle
我が家では、電子書籍を読むのが慣れていない子どもたちでも読みやすいように、
タブレットを購入したので、家族みんなで読む漫画たちをKindleで買い始めました。
きっかけは「鬼滅の刃」。
そこから、「進撃の巨人」や「ハイキュー」などアニメが面白いので、
原作も読みたくなった少年漫画たちをこちらで購入し、
息子や娘たちと楽しんでいます。
ディスカウントはあまりないけど、誰でも読みやすい
環境を作るためには、タブレットで読めるのは助かります。
honto
こちらは、電子書籍も紙版の本もどちらも購入できるサイトです。
同僚がこちらをメインに使っていると言って教えてくれました。
惹かれたポイントは「割引クーポンの割引率の高さ」。
30%のクーポンが結構もらえるらしいのです。
私が使っているBookliveは30%はほとんどなく、
一番高い割引率でも25%なので、
30%OFFはかなり魅力的だなぁと思っています。
どのくらいの頻度でもらえるのかは・・・
勉強不足ですいません・・・今度調べたら共有します!
まとめ
このテーマに当てはまりそうな男は、今後もまだまだ出てきそうですので随時追加して行きたいです。そしてある程度出揃ったら、悪いけど魅力的なオトコNo.1を決定したいと思います!楽しみっ!!
まだまだ止まりません、私の漫画愛!!!