今週の月曜日、業務委託でかれこれ1年半お手伝いしてきた会社の社長から電話でさらっと今月をもって契約解除と言われました…
あれから数日経ち、私どうしたかと言うと、やはり気持ち的に堂々巡りを繰り返しましたが、なんとか浮上できました。
解除通告後の私 冷静〜ショック〜癒し〜沈着
冷静モードからの腹立ち
電話で言われてすぐには、事実を受け止め、冷静に対処しようと、その日関わった人たちには動揺を悟られないように、いつも通りの対応をしたつもりです。
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【業務委託の宿命】突然の契約解除…しかしフリーランサーは立ち止まってはいけない - 39歳主婦、フリーランスに転向し旦那を屈服させる下克上夢物語)
業務委託の現実を受け止めなければ…と考えていて、気持ち切り替えて、引き継ぎやすいように、整理したりマニュアル作ったりしながらこの半月は過ごそうと考えました。
しかし、引き継ぎを意識すればするほど、やってる業務が細かいし多いし…
そして、だんだん腹が立ってきました。
(そもそもこんなにわたしが関わってること、この人わかってるのかね??一日で引き継ぎしろって、完全に舐めてるわ!!)
あまりに突然だし、しかもこれまで結構真面目にやってきてつもりが一言の労いもなく、産休とかいう理由を挙げられ…
(だいたい出産予定の話をした時、今の仕事の仕方なら、休まずできるようなこと言ったのあなたでしょう!それを、今更産休とかって話あげてくるなんて…しかも実際は産休じゃなくて、契約解除だし。)
「財政状況が厳しく業務委託料が払えなくなったから申し訳ないけど…」とストレートに言ってくれたらどんなに納得できたか…
それを、追い討ちをかけるかのように、
「次の人が使えるかわからないし、最低2ヶ月は雇わないといけないから、2ヶ月は様子見るけど、ダメだったらお願いするかもしれないし…」と言われ、更にカチーンときました。
(産休てあんたらの都合やん!派遣が使えなかったら産休明けお願いします、で、派遣が使えたら終わりってやつですやん!それ、産休とは違います!)
思わず、使えない関西弁でツッコミたくなる言い草です。
そんな、電話の会話を思い出しては、やはり腹が立ち、なんだか身体的にもしんどくなってきました。
妊娠8ヶ月目だからお腹が張っても当たり前の状況ていやぁそうなんだけど、ここ最近穏やかだったもので、ちょっと走ったり、息子の縄跳び飛んでみたりしても張らなかったお腹が、この時ばかりは張り始め…またずっと座ってる体制もしんどくなり…
「胎教に悪いよ」
なんてよく言いますが、基本楽天家なわたしには無縁と思っていましたが、気持ちというのは身体に現れるものなんだなぁ、と実感しました。
しかし、私も淡々とわかりました、としか言いませんでした。
腹立ちからの癒され
そんなはらわた煮えくりかえる中、保育園お迎え時間になり、向かった保育園で、満面の笑みで私を迎えてくれた次女。
お迎えを心から喜んでくれて、帰り道いつものように保育園での出来事を話してくれました。
いつも以上に、彼女の普段の変わらない姿に癒され、一時でも、仕事のことを忘れ、切り替えができるこの環境を有難いとつくづく感じました。
1人になればまた考え始めるが、旦那の冷静なコメントに救われ切り替えられた
夜は、子どもたちも帰ってきて、夕飯、お風呂、翌日の準備、とバタバタしているので、その日の社長とのやりとりについて全く考えてる暇もなかったのですが、子どもらが寝静まって落ち着いた後、やはり起こったことについ反芻してしまいました。
「こうなることは薄々感じていたのに、なぜ私自身もっと早く行動に移さなかったのだろうか」
とか、
「それにしてもあの言い方はない!伝えるのが不器用とか言うなら、こちらの理由を立て付けないで、自分たちの状況が招いたものとして真摯に説明してくれたらいいだけなのに…」
とか、
「こんな状況になる前に、もっとこうすればいい、とか改善案をぶつけていくべきだったのかな…業務委託だしそんなにしゃしゃりでちゃいけないと思ってたし、言ってもおそらく聞き入れてもらえない、とも感じていたけど、自分の会社だったらこうする、と思えること沢山あったしなぁ… この結果は自業自得というやつかもしれない…」
など、とにかくいろんな想いが堂々巡りしてなかなか寝付けない中、旦那が帰ってきました。
子どもたちが起きてる時間帯に大抵帰宅する旦那ですが、ここ2、3日あたりは忙しく、帰宅も遅い上、翌日からは出張とのこと。
(こんな忙しい最中に、あえて契約解除になったなんて伝えても余計な気を揉ませるだけだし、出張かれ帰ってきてから報告すればいいか)
と思い、何も言わないつもりでしたが、寝る間際に
ポツポツと今日の出来事とか話していたら、気持ちとして止められなくなり、旦那にも
「今日、○○社から契約解除って言われちゃった。財政状況がしんどい、という理由からのようで、代わりに派遣を採用することにしたんだって」
と思わず伝えてしまいました。
旦那はそれに対して
「そうか…まぁそれならしょうがないよね。理由がこちらでどうすることもできない理由だし、君が気にすることないよ」
と冷静なコメント。
しかし、口火を切った手前、沸々と感じているこの憤りもその場で出てしまい、
「とは言え、産休なくても続けれるよね、とか言ってたのに、今日は、産休とってもらう、とか訳わからない私の事情を理由にこの話挙げてきたんだよ。しかも、なぜ産休を挙げてきたのかと思ったら、派遣さんは最低2ヶ月は雇わないといけないから、仮にその人が使えなかったら2ヶ月後にはまたお願いするかも、とか勝手な都合で産休という理由を挙げてきたみたいで… 産休も何も、業務委託なんだから、休みってことは契約解除ってことですよね?て聞いたらまぁそうだねだって!」
もう止まりません!
そこで、うんうんと聞いていた旦那は、私のグチもそろそろ終わったかなというあたりで、
「まぁさ、赤ちゃん本当に生まれてくるんだし、少し仕事は休んで、本当に産休とったらいいんじゃない。そういう意味ではちょうど良かったかもしれないよ。会社には、また機会があったらお声かけてください、と伝えてさ。」
と、またもや冷静に返されて、確かにそうだ、と私も更に気持ち落ち着き、冷静モードに切り替えられました。
わたし、大人になっても、やっぱり感情のコントロールが未だ上手くできず、前よりは冷静になれてる気がしたけど、こういうところは正直旦那に完敗です。しかも、だいたい旦那に気持ち切り替えさせてもらってるのです。
(そんなにしがみつく必要はない、これを機にもう一度自分が何したいのか、考え直そう。
とはいえ、繋がりをあえて潰す必要もないし、ここは大人な対応で、何かあればまたお声かけてください、と伝えて爽やかに終わるべきだ)
とようやく考えられました。
冷静になって考えること、そしてリスクもチャンスと捉えられるかが、今後に繋がるかどうかの鍵
人間にあるこの感情、時に冷静な判断を誤ってしまうほど、影響力大ですが、この感情と上手く付き合っていきながら、やりたいこと突き進める強い意志を持って臨むこと、をまずはこれからの目標としたいです。
さぁ、引継ぎを頑張りつつ、次への足がかり作って行くぞー!
赤ちゃんが生まれるあと1ヶ月半で、土台作りがんばろ!