ずっと悶々としていた、破格の料金で引き受けてしまった営業の業務委託の件
(詳しくはこちら→ いざ、フリーランスとしての営業面接! - 38歳主婦、フリーランスに転向し旦那を屈服させる下克上夢物語 )
ですが、やはりこのままではモチベーションも上がらないし、思い切って社長に話してみることにしました。
そして…
この1ヶ月間の私の仕事ぶりは?
週3日という条件で、スタートした営業の業務委託ですが、始めてみたら、週3日では済まされないほど仕事はたくさんありました。
出来立ての会社で、社員が1人もいなくて、取締役の皆さんが自ら、PCの購入、封筒の手配、契約書の作成、などとにかくなんでもやっている状況下、小間使いできそうな人間が1人入ってくれば、仕事はいくらでもあります。
ふられた仕事はとにかくやる、
を続けたら、
会社にいるだけでは足りず、自宅でもこなし、勤務日以外でもこなし、夜でも朝でも連絡が来れば対応し…
コレは、近所のウェイトレスと同じくらいのアルバイト代ではしんどいよな…
初めは時間がかかるもの、といっても、
前の会社の時より、仕事にかける時間多い気がする…
実際の私の評価は?
社長も他の取締役の皆さんも、私の評価を直接言ってくださるような人は正直おりません。社長は、褒めるタイプでもないし、私の席にお座りの経理や総務全般を担当してくださる女性の方曰く
「とても不器用な人だよね、社長って」
とのことなので、まぁ何か私について言っていただける期待はしないほうが良さそうです。
ただ、他の取締役の方々は、大事な仕事もどんどんふってくれるし、重宝してくれてそうです。
それと、会社の人たち同士で飲みに行くと、私の話がでるようで、
「あれを任せよう」とか「これを仕切ってもらおう」などと
社長が言っているので、だいぶ頼りにしているようですよー、と
派遣で来られているシステムエンジニアさんから、こそっと教えてもらいました。
そっかー、良かった!
じゃぁ、これからも色々私ができそうな仕事が発生してくるんですな。
色々できて仕事は楽しいです。いやぁありがたい環境だわ。
しかし、今の仕事内容に加えて、ですよね・・・
それで、前の会社の月収6分の1て…
やはりないよなぁ…
じゃぁいくらならOKしてくれるのだろうか?
シンプルな考え方なら、以前の会社の月収を5日で割って、
5分の3くらいの金額を提示しても妥当な気もする。
ただし、
- これまでと全く異分野であり私の経験が相当生かされているかというわけではない
- 週三日ということでいない日は他の人たちに多少迷惑はかけているだろう
- ベンチャーだから、決してお金があるわけではないだろう(実際の台所事情は知らないが)
- いぜんの給与の5分の3と言ったら、現在いただく予定の4.5倍にもなってしまう・・それは言い過ぎて引かれる?
と、結構な悩みどころです。
でも、
まずは一番私が妥当だと思っている金額を正直に相談してみて、社長がどう言うか様子を見てみよう
と結論づけました。
さぁ、いざ交渉の開始だ!
この日は気持ちそわそわしながら、朝から社長に話し出すタイミングを探り、ようやく切り出せたのは、外出から戻ってきて席に着く間際。
「すいません、あの業務委託料の件でご相談がありまして…」
と切り出し、お話ししました。
今の業務内容、プラス営業に今後更に出ることを考えると、拘束時間、仕事内容を見ても、今提示頂いてる金額ではだいぶ低い、と正直感じていて、出来ればあげてほしい
「じゃぁいくらがいい?正直、決まってないからいくらか言って。」
とストレートに聞かれ、
一旦ウッとなったものの、
「前の会社の月収をもとに週3日換算した場合だと●円なので、どうでしょう?」
うーん、と1つ呼吸を置いて
「今度採用するSさんは▲円でいいって言ってるからなぁ。週3の人がその金額もらってるってなってえってなったら困るからなぁ。じゃ、
▪️円でどお?」
と、わたしの提案金額から5万円さげた金額を提案され…
「わかりました。あと、消費税もお願いできますか?」
「税込で切りがいい金額にしてよ」
「じゃ、◉円でどうでしょうか?」
「じゃ、それで請求書だして。
まぁ、最初が安すぎたよな(笑)」
やっぱり、そうは思っていたのか…(苦笑)
言われなかったらラッキーぐらいには思っておられたんでしょうね。
結果としては、最初の金額の2.7倍の金額にはなりました!
しかし、以前の職場の月収手取り額の半分。
まぁ、「良くやった!」と自分を褒めてあげたいです!
悶々としていた気持ちはなくなりました!
基本は週3日ですし。
反省
そもそも、最初の金額が無謀でした。
謙虚すぎるのはダメですね。
返って、再考するという余計な手間を相手にもかけてしまった…
少なくともこれまで何かしらやってきて、相応の給与をもらってきたという事実は、事実です。
その給与だって自分が評価されて頂いていたわけですから、それを基準にして何が悪い、と思わなければ。
今後、新しいところで同じ場面に出くわした時は、金額的には堂々とこれまでの金額を基準にし、しかし謙虚な姿勢で提案することにします。
それから、交渉で思ったこと。
業務委託料なんて、言い値みたいなもので、根拠も何もないし、理由つけにくいモノですね。
あの会話を振り返ってみても、社長だって、新しく採用する人の給与なんて、正直何にも関係ないけども、とりあえず出した感が半端ない(笑)仕事内容も違うし、社長もその話しながら、まぁそんな関係ないけども…みたいな表情を実際していました。
つまり、市場での値切り交渉と基本は同じ!
最もらしいこと言いながらも、とにかく高いところから始める!
その言い値で引き受けてくれたら御の字だけど、一回ぐらいは値切られて当たり前。その値切り後の金額が自分としても納得できる金額で落ち着けるように、最初の金額は決めておきたいです。
もちろん、それを払っても良いと思ってもらえるほどの仕事ぶりが大前提ですが…
そう意味では、今回は良い出来栄えだったと思います!
いや、もしかしたら、最初が低すぎたために、上がっただけで満足感に満たされてるだけかも…
これも、まだ結論づけるには早そうです。
とにかく、12月の働き分をいただくまでは油断禁物ですね。
気を引き締めて残りの仕事をこなして行きたいと思います!
追伸:ブログランキング始めてみました〜(これで合ってるかな??)